I want..Dear Baby..
不妊治療の末授かった子が胎児水腫と診断され緊急入院。 翌日生後6時間で天へと帰ってしまった長女の記録。 そして、不妊治療を再開して授かった2人目の子も胎児水腫と診断される。
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大学病院での検診
大学病院ではまず初診の問診を行い、超音波の検査を行った。
念入りな検査だった。途中担当技師が先輩技師らしき人を呼ぶ。
今思えばとにかく念入りだった。

超音波検査は終わり診察室の前で待つ。
呼ばれて診察室に入り、先生の最初の言葉は
赤ちゃんの具合がよくないです。
全身にむくみがある(胎児水腫)。
胸水が溜まっている(胎児胸水症)。
羊水が多く臨月と変わらないおなかの大きさ
となっている(羊水過多)。
胸水が溜まっているため肺が育っていない可能性がある(肺低形成)。
と初めて聞くことばかり。
妻は泣き崩れた。

僕は何故?何が原因で?今後どうなる?といったことを
先生に質問していたと思う。

妻はこの日緊急入院となった。
長女妊娠後半
助産院に通いだしツワリが治まってくると楽しい妊婦生活が
始まった。
妊婦服や生まれたときの子供の物を買い
生まれてくる子の期待や喜びを抑えきれず
早く生まれないかな等と思っていた。

6ヶ月過ぎあたりから助産院の先生がおなかが大きいね〜
と言い出した。
その後念の為に大学病院で見てもらおうか〜とも言っていた。
不妊治療で前の病院でも大病院がいいと言われたのを知っていたので
気にして言ってくれていると思っていた。

年が明けて妊娠8ヶ月になろうかという時期に
大学病院に行って見てもらいましょうということになり
紹介状を書いてくれた。

僕たちは念のための検査だと思っていた。




長女妊娠前半
長女の妊娠が確認されて病院を変えることになりました。
私達が通っていた病院は不妊・検診専門で診察を行っていて
出産は出来ません。
病院では大学病院や総合病院を薦められましたが
妻は助産院での出産を望んでいました。
無痛分娩や計画分娩を望んでおらず、夫立会いで
自然に出産することを望んでいたのです。
僕も人間本来の力で出産することはいいことだと思うので
快く了承しました。
病院はせっかく授かった子なので大事に管理したほうがいいなどと
言っていましたが出産する本人が望む方法が一番だと思います。
妻は姉の助産院での出産を見て決めていたようです。

確かに助産院は設備は病院にはかないませんが
とても家庭的で心休まる雰囲気で検診や出産が行われていました。

僕としては助産院・個人産院・大病院を比較しても
一長一短でどれがいいかはわかりません。
出産する女性が希望する出産が行えれば場所や設備は
何でもいいと思います。



不妊治療
長女を身ごもるまで3回の人工授精をしました。
人工授精をすると聞いて僕は受精した卵を体内に戻すことを
するのだと思っていました。
それは人工授精ではなく体外受精でした。

僕は補中益気湯(ホチュウエッキトウ)という漢方薬(まずい)
とカルナクリンという末梢血管を拡張する薬をのんで改善に努めます。

男性側に不妊の原因があっても治療を受けるのは妻のほうで
筋肉注射(HCG?)を打ちにいったり排卵の検査をしたりと
週に2,3回病院に通っていました。
通っていた病院は人気の病院で待ち時間も多く
くたびれたと思います。
金額的には月に3,4万円ぐらいかかっています。
お金でかえられるものではないのでいいのですが
会社を変えるまではいまより収入が少なかったので
厳しかったです。

少子化がどうのと話題になっていますが
なぜ健康保険の適用は受けられないのか不思議でなりません。
今までコンタクトの為の検診が保険適用で妊婦検診や不妊治療が
保険適用でないのは納得いかないところです。
子供が欲しいと思っている人たちに助成することが
少子化対策にもなるとは考えられないのでしょうか。

いつも通り仕事から帰ると
いきなり妻が涙を流し始めた。
一人で涙していた事はあっただろうが、
僕の前でこんなに涙を流すのはおなかの子を身ごもってからは
初めてだ。
何も言わずに涙を流しているが理由は大体わかる。
不安や失望感、悲壮感などが渦巻いているんだと思う。
僕は何もいわず泣かせてあげた。

長女を亡くしてから不妊治療を再開して
なかなか妊娠にいたらなかったころは
生理が来るたびに泣いていた。

妻は30分ほど泣いたあと何かを振り切るように
「もう大丈夫」と言って夕飯の支度を始めた。
長女のこと
結婚してから1年子供が出来なかったので
病院で検査及び相談をすることにした。
検査の結果子供が出来ない原因は妻には問題なく
私の精子無力症との事でした。
運動率20%以下という事で人工授精でないと妊娠は
望めないとの診断で翌月から人工授精をすることになりました。
幸いにも3回の人工授精で長女を妊娠することができました。
このときは凄くうれしかった。

ツワリがひどかったりもしたけどなんの疑いもなく
普通に生まれてくると思ってました。


来客あり
今日は仕事から帰ると妻の姉家族が来ていた。
姉家族は最近長野から実家に帰ってきて
妻の両親と同居することになった。
そして今実家がリフォーム中で風呂が使えないので
うちの風呂を借り来ることになった。
姉家族とは仲がよく、長野にも何回も遊びに行っている。
長男6歳と長女2歳がいるのですが、とても僕らになついていて
一緒にいると楽しいです。

明日は妻の父母がうちにくるそうです。

ウチの子も元気に育って一緒に遊べるようになるのか。
祈るだけです。

昨日の検査
昨日検査に行ってきました。
正確には羊水検査を行う為の羊水の採取を行いました。
検査結果は3週間後です。
羊水の検査では染色体異常があるか調べます。
胎児水腫になってしまう原因はいろいろあるのですが
染色体異常であると妊娠を中断しなければならなくなるようです。

先生が超音波画像を見ながらお腹にカテーテルを刺して
羊水を採取します。
おなかの赤ちゃんがカテーテルを「なんじゃこりゃ?」
って感じで手で触ってました。
先生と看護婦さん、私達夫婦に笑みがこぼれました。

しかしながら、胎児水腫により胸水が溜まってきていて
長女の時と同じ様な状況になってきています。
胸水が溜まってしまうと肺が圧迫されて育たなくなってしまい
生まれたときに肺が膨らまないため呼吸ができません。
そのために長女は数時間で亡くなってしまいました。
今回の子は異常の発見が早いため治療を施すこともできるとの事なので
まだまだお腹の中で頑張ってほしいです。

明日は検査です
現在19週になったのですが、
先週の検診の結果胎児水腫であることが発覚したため
あした羊水の検査の為通院している大学病院で検査です。
長女も胎児水腫だったのでとても気になります。
続くことはないとの所見だったのに。

妻は最近胎動が少ない事を気にしてます。
不安であまり眠れないようです。



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