02 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. » 04

To Dear Babies

胎児水腫となって産まれた4人の子供達。

△page top

スポンサーサイト 

Posted on --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告  |  -- trackback  |  -- comment | edit

△page top

お別れ 

Posted on 23:42:42

棺を用意し悠を納め
用意していた花で悠の周りを飾る。
小さな棺はすぐに花でいっぱいになった。

小さな棺を持って火葬場へ向う。
胎児の火葬は朝一番の温度の低いうちに行われる。
僕らのほかには誰もいない静かな火葬場。

火葬の前に最後のお別れをする。
家に居るときには平気だったのに
ココに来るとやっぱり悲しみが込み上げてくる。
動かなくてもいいから
いつまでも一緒にいたい。
涙が止まらない。


悠くんへ
君が来てくれたおかげで
稟菜がいなくなって沈んでいた気持ちに
明るい灯が灯ったんだ。
夢と希望をもたらしてくれてありがとう。

25週と短い間だったけど
本当にがんばったね。
いつか必ず会いに行くから
その時まで
茜凜と洸と稟菜と
一緒に待っていてね。




スポンサーサイト
  |  0 trackback  |  4 comment |  edit

△page top

悠 帰宅 

Posted on 23:53:38

火葬の手続き、行政の手続きが整ったので
悠を病棟に迎えに行き
自宅に迎え入れた。

短い間だけど、自宅で一緒に過ごし
悠の笑顔はどんなだろう、
泣き声はどんなだろうと想いをめぐらせます。



  |  0 trackback  |  0 comment |  edit

△page top

3/27 退院 

Posted on 23:39:06

主治医の診察を受けに外来を受診する。

最終的な決定は浜松医大での検体の検査結果次第だが
今回の急変の原因は当院での検査結果と状況から
羊水塞栓症でほぼ間違いない。
子宮収縮の圧力で母体の血管内に羊水成分が入ってしまったのだと思う。
産科でも色々と症状があって危険もあるけど
羊水塞栓症は一番危険な症状で
メカニズムが良くわかっていないものの1つ。
羊水塞栓症は3万分娩に1例と言われるくらいの非常に稀な症状で
致死率80%くらいの非常に危険な症状。
意識を失って、おそらく20~30分経っていたと思うけど
正直もうダメかと思った。
でも、戻ってきてくれて
対処も早くできて
無事にいてくれて
本当によかった。

子宮の戻りはいい。
まだ中に悪露が貯まっているので
よく動いて出すようにしてほしい。
というわけで今日退院していいですよ。

というわけで今日退院した。
まだ行政の手続きが済んでいないので
悠は明日まで病棟に預かってもらう事にしています。


当の本人は意識を失っていたので状況はよくわかっていない。
でも、会う看護師や医師は口をそろえて同じ事を言う。
とても大変だったね。無事でよかった。。と。

本当に無事でよかった。


  |  0 trackback  |  1 comment |  edit

△page top

3/22 容態安定 

Posted on 10:56:31

11:30
  再び分娩室に案内される。
  状態が落ち着き面会が許可された。
  分娩室はICUのような状態になっていた。
  医師が2人看護師が2人
  両腕から輸血を行っている。
  他にも点滴ラインが数本確保されている。
  心拍、血圧、心電図、呼吸、サチレーションのモニターが状態を監視している。
  心拍数は100以上と早いのが目に付く。
  手を触ると物凄く冷たい。
  電気毛布や赤外線ヒーターで暖める処置をしているものの 
  口元はガタガタと震えている。
  意識はあるけど苦しそう。

12:00  
  出血量の確認をしていた。
  前の1時間で600cc。
  この1時間では300ccだった。
  出血量は徐々に減ってきている。
  輸血量は1000ccに達した。
  
14:00
  追加の輸血がオーダーされる。
  診察や処置が行われるため
  病室で待つ。

18:00頃
  病室に戻ってきた。
  点滴は繋がれていて、輸血は終っていた。
  輸血はトータル1400cc以上行ったようだ。
  意識もあり会話もできる。
  安静状態ではあるが水は飲めるようになった。

  
この日赤ちゃんに会うことは出来きなかった。
翌日以降、起き上がれるようになってからゆっくりと会うことにする。

名前をまだ決めていなかったので
あらかじめ考えていた候補から名前は
「悠(ゆう)」 
に決めた。
漢字の意味は「どこまでも続くさま」。
いつまでもどこまでも君への想いは忘れない。

 

 
  |  0 trackback  |  0 comment |  edit

△page top

3/22 急性期 

Posted on 01:23:49

朝~8:00
 分娩に向けて準備が始まる。
 陣痛促進剤を使用し陣痛がついてくる。

8:00過ぎ
 洸の時より痛みが早くついてきたので
 今回は早く産まれそうだとメールが来る。
 午後に面会に行く予定だったが
 10時には行くように変更した。

8:50頃
 産科病棟から電話連絡が入る。
 「状況が変わったからすぐに来て欲しい。」
 ちょうど準備が整った時だったのですぐに家をでる。
 もしかしてもう産まれてしまうのかと少々慌てる。

9:30
 病棟到着。
 ナースステーションの左手方向の個室
 ココにいるはずだが誰もいない。
 部屋の扉は空きっ放しになり術着が床に投げ出され
 どこかざわついた雰囲気が残っている。
 もう、分娩が始まってしまったのかと少し後悔した。
 ナースステーションから奥の分娩室に案内される。
 分娩室エリアの入り口で靴を履き替え
 術着を羽織ると主治医が飛んできた。
 「とても大変な状況になっている。」
 そんな感じだったと思う。
 「陣痛促進剤を入れてしばらくして
  看護師が血圧を測りに行くと突然意識を失った。
  血圧を測るが測れないほど低下していた。
  意識はすぐに取り戻したが、破水して
  そのあと出血が止まらなくなった。
  血液検査をすると血小板が通常は10万はあるはずが
  3万しかなかった。
  DICに陥っている。
  可能性として羊水塞栓症が考えられ
  これは命に関わる状態。
  今は輸血や血小板の補充などを行い処置をしている。
  赤ちゃんは足だけ出ている状態。
  何とか自然に出てきてくれないと困る。
  DICに陥っているので帝王切開は出来ない。
  出血が止まらないのにそんな事はできない。
  出産がうまくいっても子宮の収縮が悪くなる事もある。
  可能性は低いが、その場合は子宮摘出になるかもしれない。」 
  そんな事を矢継ぎ早に説明された。
  生存の可能性と後遺症の残る可能性をたずねた。
  「そんな事が起こってしまわないよう処置中です。
   心配だけどもうしばらく待っていてください。」
  そういい残して分娩室に駆け込んでいった。
  僕はロビーに戻る。
  ロビーでは色々と考える。
  妻は行ってしまうのか。
  行けば稟菜に会えるのではないか。
  でも、行くにはまだ早い。
  行ってもらっては困る。
  そんな自分勝手なことを考えていた。

10:40頃
  主治医に呼ばれる。
  「赤ちゃんは産まれた。
   輸血や血漿の補充で血液中のデータは良くなっている。
   たまたま看護師の目の前で意識を失ったので
   すぐに対応できたのがよかった。
   急性期は脱したもののまだ余談は許さない。
   羊水塞栓症なのかはすぐにはわからない。
   日本で検査できるのは浜松医大だけなので
   血液の検体を浜松に送った。
   羊水塞栓症とはお母さんの血管に(主に子宮の血管から)
   赤ちゃん由来の物質(羊水中に浮遊する皮膚などの細胞を含む物質)が
   進入してアナフィラキシーショックを起こしDICに陥る症状。
   何故羊水塞栓が起こるのかはよくわかっていない。
   発症するのは分娩3万例に1例くらいの稀な事。
   退院までに色々と検査をする必要がある。
   分娩して翌日退院の予定でしたけど
   少々入院が長くなると思っていてください。
   状態が落ち着いたらまたお呼びします。」
   
   とりあえず一安心する事ができた。
   何もないことが大多数なのに
   何で稀な事がこんなにも多く起こるのだろう。
   不公平すぎやしないかと
   もし神がいるのならその理由を聞いてみたい。   
   

 
  |  0 trackback  |  0 comment |  edit

△page top

3/21 再入院  

Posted on 23:50:52

赤ちゃんの出産の為
再度入院をした。

医師からは
赤ちゃんは心拍を停止しているため
お母さんの負担軽減の為にも経膣分娩を行う。
帝王切開を経験しているため
子宮破裂のリスクが高いので
お産はゆっくり2日ぐらい時間をかける予定でいる。

21日はのんびりとすごし
夜にラミナリアの処置を施した。
生まれるのは23日金曜か早くても22日夕方かと思い
その日は帰宅した。


  |  0 trackback  |  0 comment |  edit

△page top

22日男の子誕生 

Posted on 11:16:03

とても大変な事が起こっていた。
朝出産準備を進めているころ
病室で突然妻が意識を失い痙攣をはじめ破水。
DICに陥り子宮からの出血が止まらず危険な状態と聞かされる。
赤ちゃんは出て来そうで出てこない。
輸血や血液製剤の補充が間に合い
なんとか急性期は越え一命をとりとめた。

そんな中9時49分に男の子が産まれる。

夜には状態は落ち着き病室に戻る。

現在は意識もあり会話も出来ます。
安静状態も少しづつ解除に向かっています。

  |  0 trackback  |  3 comment |  edit

△page top

25週6日 退院 

Posted on 23:41:41

午前中に退院しました。

退院後の注意や今後の予定などの説明をうけますが
病棟の看護師や病棟医が
とても気を使ってくれているのが良くわかります。

僕らとしては
良くない方の想定していた事が
早くに起こってしまった。
残念な気持ちは大きいけれど
稟菜を失った時のような
何とかできたはずだという思いはなく
現状を正確に受け止めています。




産まれるまでにこの子に名前を付けなければならない。
入院前のエコーで今回は男の子である事がわかった。
女の子の名前は考えていたけど
男の子の名前はなかなか思い浮かばない。

男の子だと聞いて
僕は少なからず動揺した。
今回の子と稟菜を重ね合わせ
稟菜が戻ってくるのだと
心のどこかで期待していたのだと思う。

もちろん今回の子が無事生まれることに越した事はないが
自分は稟菜の代わりをこの子に求めていたのかもしれない。







  |  0 trackback  |  3 comment |  edit

△page top

25週5日 21:30 

Posted on 23:55:17

残念ながら
赤ちゃんの心臓は
動きを止めてしまいました。

覚悟は出来ていたはずですが
一報を受けた時は
やはり涙が溢れてきます。

妊娠を確認した時の喜びから
浮腫みが出ない事を祈る日々。
浮腫みが確認できてから
無事に生まれるのだろうかと不安な日々。
一緒に居られたのは短い期間だったけれど
この子にはこの子なりの思い入れがあります。



明日予定通り一旦退院して家で過ごし
来週水曜に再度入院して
この子を産むための準備を進めます。
妻にしてみれば
産声を上げないことをわかっていても
産まなければならないのは
とても辛いことだと思う。

何も出来なくて申し訳ない。


  |  0 trackback  |  0 comment |  edit

△page top

25週目 入院10日目 

Posted on 23:32:31

今日の2回目の胎児治療は見送られた。

昨日今日と赤ちゃんの状態をエコーで検査したが
改善は見られなかった。

胸水は増えていないし減ってもいない。
腹水も増えていないし減ってもいない。
全身の浮腫みは相変わらず多い。

昨日今日のNSTの結果を見ると
赤ちゃんに元気のなくなってきている兆候が現れていた。

治療の効果はなく
赤ちゃんに元気のない兆候がある。
胎児治療は負担も大きい。
元気のなくなってきている赤ちゃんに
胎児治療を行うと
それを契機にますます具合が悪くなる事もあるため
胎児治療は見送った。

来週になれば26週になる。
26週になれば新生児治療による生存の可能性は高くなる。

現状の赤ちゃんの状態と
26週での生存の可能性を期待して
来週の木曜に帝王切開をして
赤ちゃんを新生児治療に託す事になった。

今週末は一旦退院してゆっくり過ごします。


新生児治療を行うにしても
健常未熟児の26週であれば生存の可能性はかなりの高確率になるが
胎児水腫の赤ちゃんであれば
気道の確保や点滴ルート確保が困難になるため
生存の可能性は下がる。

現在の赤ちゃんの具合はあまりよくない。
あと一週間無事でいることも確実ではない。
来週まで無事に過ごせたとして
帝王切開で生まれたとしても助かる見込みは五分五分と言ったところか。



あんなに浮腫んでいるのに
今までがんばってくれた赤ちゃん。
あと一週がんばる力は残っているのか。
もっとがんばれというのも酷ではあるが
なんとかあと一週がんばって欲しい。





  |  0 trackback  |  3 comment |  edit

△page top

25週目 入院7日目 

Posted on 23:39:58

妊娠週数は日曜に変わる。
今週から25週目になります。
あと1週で最低限の目標である26週になる。

今日はNSTとエコーを行った。
NSTではよく動いていて元気だったようです。
エコーは病棟医が行った。
胸水も腹水も増えてはいなかったようで
全身の浮腫も増えていないが減ってもいない。

入院をしていると
家に居るより安心していられるが
赤ちゃんの元気な姿をエコーで
見られないのが残念ではあります。

  |  0 trackback  |  0 comment |  edit

△page top

24週目 入院3日目 胎児治療 

Posted on 23:10:34

予定通り午後に胎児治療を行った。

行った治療は
臍帯穿刺を行い臍帯血を採取しての胎児血の検査と
腹水が貯まっていたため
腹腔穿刺を行い、腹水を30cc抜いて
そこにアルブミンと利尿剤を投与した。

臍帯血の胎児血の検査では、ヘモグロビン値8.4と出た。
胎児ヘモグロビン値は16くらいが標準の為
胎児としては極度の貧血となる。

胎児の貧血は胎児水腫の原因となる。
胎児貧血があれば
胎児に輸血を行えば胎児水腫は改善する可能性が高い。

ただ、この値はあまりにも悪すぎる。
貧血となると頻脈や脳内血流量の増加が起こる。
頻脈や脳内血流量はエコーでも測定きるため
胎児の貧血はエコーでもある程度判別できる。
エコーではそのような兆候はなかった。

そして前日の妻の血液検査の値がヘモグロビン値8程度だった。
(これでは妻は貧血だが。。。)

その事を考慮すると
今回は臍帯血ではなく
胎盤の血液を採取してしまった可能性が高く
赤ちゃんの貧血の診断はできなかった。
続けて臍帯穿刺を行うのは母子共に負担が大きいので
来週に再度行う事を検討する。


腹水は入院後のエコーで見つかった。
今までなかったので胎児水腫の進行が気になる。
今日腹水を採取したら血性だった。
通常、腹水や胸水は
リンパ液なので透明な黄色をしているはずで
今回は血が混ざっているような色をしているのはとても気になる。
ドコからか出血があるのかもしれないが、原因はわからない。

腹水を抜いたので、そこにタンパク製剤アルブミンと利尿剤を投与した。
この投薬が効果を発揮してくれるのか、しばらく様子を見て
効果が見えれば来週もまた投薬を行う。

週末に一度退院してもよいと言われたが
病院にいた方が安心なので入院を継続させてもらう事にした。
赤ちゃんに万が一の事があっても
まだ帝王切開をしてはくれないけれど
毎日心音を聞いて
元気な事を確かめられるのは
とても安心できます。




  |  0 trackback  |  0 comment |  edit

△page top

24週目 入院2日目 

Posted on 23:04:50

今日の検査は採血、レントゲン、心電図と
帝王切開に向けた母体の検査だった。
午前にNSTを行って
赤ちゃんは元気にしゃっくりをしていたようだ。

面会時間を過ぎた頃に病棟に到着し
主治医から治療方針の説明を受けた。

明日の午後に胎児治療を行う。
予定は
臍帯穿刺をして赤ちゃんの血液を調べる
アルブミンと利尿剤を筋肉注射する
胸水穿刺は現時点では行う予定はない
ということだった。

胸水穿刺は赤ちゃんの負担が大きいと思うので
あまりやりたくないと思っていた。
薬剤の筋肉注射なら、赤ちゃんは痛いかもしれないけれど
生命に関わるような負担にはならないか。

無事に治療が済んで
そして治療の効果が現れて
30週ぐらいまでお腹の中で元気にしていてくれればと
かすかな希望をもって挑みます。





  |  0 trackback  |  0 comment |  edit

△page top

24週目 入院 

Posted on 23:15:35

入院してまずはNSTを行う。
心拍数150位。
お腹の張りはない。
NSTの最中赤ちゃんはもぞもぞ動いている。
週末に胎動が少ないと気になっていたが元気なようだ。
今日の夕飯後(面会後)から明日にかけて
採血やエコー等の検査を行い
明日の夜、治療の方針の説明を受ける。

これからどうなるのか、赤ちゃんは助かるのか
不安は尽きない。
現状ではいい傾向、楽観できる要素はあまり思い付かない。
赤ちゃんの生命力を信じて祈るしかない。



色々考えていると
稟菜が生まれた事は奇跡に思え
稟菜は失ってはいけない存在だったと後悔する。
そして、赤ちゃんへの不安は
稟菜を失ったあの日前後の自分の行動と
三次救急を理由に受け入れを先延ばしにした当直医を
説得できなかった自分の対応への苛立ちに置き換わる。

やっぱり、稟菜を救えなかった自分が許せない。
人は皆、自分を責めてはいけないと言ってくれるけれど
稟菜の死を未だ納得出来ない自分にとっては
自分がしっかりとした対応をしていれば救えたのは明らかなのだから
たとえ稟菜が許してくれたとしても、自分を肯定する事はできない。



  |  0 trackback  |  0 comment |  edit

△page top

プロフィール

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

リンク

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。